日々是好日

最近、こちらでは「白い巨塔」の再放送をしています。
一応あらすじは知ってるのですが、何気に見てたら面白くて、それ以来録画までして観ています。
病院への不信。医者同士の争い。葛藤。
これって、お医者さん自身はどんな感じなのかな？
病院にお勤めのお医者さん、メル友〇カさーん。教えてちょ（笑）。
以上、個人通信でした。

ただ、患者の家族側から見てると、なんとも切ない気分に陥ってくるんです。
私の母は、言ってみりゃ医療事故で亡くなっていますから。
以前ありましたね。汚染された血液製剤によってC型肝炎患者が増えたというニュース。あれです。
肝炎というのはかかってすぐ発病するわけではなく、10年20年単位の病気です。
汚染血液が問題になったのはずっと後のことで、病院に過失はありませんし、私も病院を恨んだりはしていません。
ただ、長生きの家系の母の親兄弟の中で、たったひとり60代で亡くなった母が不憫なだけです。
毎日忙しくして、苦労して、ようやくこれから好きなことができる、友達と旅行に行ったり孫と遊んだり、そんな普通のことを楽しみにしていた矢先でしたから。

私が結婚した時、ローンは長めに毎月の負担は少なめにってことで、すぐに家を建てました。
その後数年経ってから増築しました。母の部屋を。
今は夫婦で暮らしているけれど、きっと母の方が長生きに違いない、そしたら一緒に暮らそうという計画のもとに。
父も笑ってOKしましたし、随分先のことだねーなんて言ってたのに。
それから3,4年で母が亡くなるなんて誰も夢にも思っていませんでしたから。

末期に病院を金沢に移し、その先は色々大変でした。いろんな問題も発生しました。
娘はまだ小学校の低学年でしたし、ダンナは毎日忙しいし、私の家から病院までかなりの距離があり、通うだけで時間がかかることや、丁度、再就職のための勉強をしていた時期でもありましたので、妹に比べ負担が大きくへばったこともあります。
時間的にも気持ち的にもかなりきつい時期でした。

でも、今思うと、そんなきつさなんて屁の河童です。
なんでもっと親孝行しなかったんだろう、という後悔に比べたらね。甘えてばっかりだったから。
母親というのは、人の心の中でいかに大きな存在であるかということを、失ってみて初めてわかるのかもしれません。
母が亡くなった時、心の中のつっかえ棒を失ったようでした。不安で仕方がなかったのを覚えています。

今だったら、こんなのは順番なんだから、子供が小さいうちに死ななければそれでいいと思える図太さは出来てきたけど。
私も、娘が一人前になって結婚して子供生まれてある程度大きくなって、娘の負担が少しでも減るようになったらいつお迎えが来てもいいと思っています。
わが子の命や幸せは、自分の命に代えられないからね。
もしかして、私の母もそうだったのかあと、今は思えるようになりました。
そう言えば、自分の病気を知った母が、私にまず言ったことは「ずっと知らないで生活してきて、もしかしたらあんたに病気をうつしていたかもしれない・・・ごめんね」でしたから。
普通の生活をしていてうつる病気ではないけれど、まずそこに心配がいくのが母親なんでしょう。

13日はそんな母の命日でした。

「白い巨塔」からずいぶん話が飛びましたが。どうもすいませんm(__)m
まあ実際、医者つっても聖職とは思えませんが。とんでもない医者、知ってるから。
医者してるより、不動産管理してた方がいいんじゃないの～っていう銭ゲバ。妹の高校時代の同級生だけどね。
またまた関係ないけど、こちらでは夜中に「白い影」の再放送をしているようです。「よう」というのは、観たことがないから。さすがに平日に夜中はね。
なんで「砂の器」の再放送がないんだろうね？

今夜・・・じゃないや、もう昨夜だ。
芸能人の歌うま選手権4時間SP、つる兄優勝だー(^o^)／
いやー上手かった。高音がきれいなつるのさんは、やはり女性の歌が似合う。
そして最後に「羞恥心があるから」と言ってくれてありがと、つる兄。大好き(*^。^*)