ドキュメント。その2
正直。
最近は上地ヲタがとっっっってもウザい!!
なんなんだ、あいつらは!タレが人気あったらファンまでえらいと思ってんのか!!
タレは好きだけどファンがあまりにウザくて、本人までウザくなってきた、とはよく聞くけど、その気持ちがすっご――――くよくわかる。
いや、雄ちゃんは好きだけど。
好きだけど・・・・・すっごい好きだけども。
そういや。
これは話したことがないはずなので書いてみよう。
ドキュメンタリー第二弾。
今をさかのぼること10年前。ナカイさんが「ブラザーズ」をやるかやらないか、の頃の話です。
その頃といえば、キムラさんのドラマが絶好調。飛ぶ鳥を落とす勢い。スマの人気も定着し、あっちゃこっちゃで「国民的アイドル」と言われ始めていた頃でした。
ある日私は買い物に出かけました。帰りに本屋に寄って、何かおもろい文庫でもないかなあ、といろいろ物色してた時のこと。
それほど大きな本屋さんでもなく、文庫コーナーの向かいにはアイドル誌やテレビ誌が。
何気に文庫本をパラパラめくっていると、後ろから女性の声。
「だからさあ、ドラマでキムラくんに勝てる人いないし」
「ナカイくんはナカイくんでドラマは面白いけど・・・」
・・・なに?!
突然聞こえてきた「ナカイ」「キムラ」という固有名詞に、私の五感が一斉に反応したのは言うまでもありません(笑)。
そっと後ろを見てみると、そこには20代後半から30代前半と思しき女性が二人。
いかにも普通。特に美女というでもなく、かといってすれている風でもなく、いかにもごくごく普通な感じの、乳幼児くらいの子供をもったヤングミセス(ハイミスかもしれんが)なおふたり。
どうやら、ひとりはキムラファン、ひとりはナカイファンらしい。
素知らぬ顔でふたりの後ろに立ったまま、しかし耳はダンボ。
「キムラくんのドラマは最高だよ、面白いしキャストもいいし、これからも残っていくだろうね」
「ナカイくんのだって面白いけど・・・」
「そんなの、ファンの間だけでしょ。キムラくんに勝てるわけないし。これからも活躍するのは絶対!ナカイくんって、何か代表作ある?」
「・・・・・・・・・・・・・」
おい!なんでそこで黙る!?
「キムラくんって、言わば時代の寵児ってやつだね。すごいよね、こんな人、もう出ないかも」
「そりゃあ、スマップ自体がすごいけど」
「それだってキムラくんがいるからじゃない?いいよね、他のメンバー。おかげで大物ぶれてるし」
「・・・でも、ナカイくんがリーダーでしょ」
声を出せ声を!腹から出せ!負けてるぞ!!
「キムラくんがいなかったら、普通のジャニーズのグループじゃん?視聴率だっていいのはキムラくんがいるからだし」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
だーかーらー!なんでそこで黙る!?(10年前ですんで、言葉までははっきりしてないのですが、大体こんなニュアンス)
どっかん!!!
・・・ほら、言わんこっちゃない。頭の中がぶち切れた。
考えるより先に口と手が出る私は、怒りの表情を露わにしたままその二人の間に割って入ったとさ。
「こら」
突然現れた第三者に、ふたりが目を丸くしたのはいうまでもありません。
「さっきから黙って聞いてりゃなんだ。アンタはキムラの彼女か関係者か」
意気揚々と自慢タラタラ話していた彼女は、そこで絶句。そりゃそうだ。突然、見知らぬ人が突っかかってきたんだから。
「普通のジャニーズのグループだあ?あんたは相乗効果という言葉を知らんのか。今までのジャニと違うのはお茶の間レベルで皆顔が売れてるからだぞ。個性が豊だからだろ」
そこでようやく自慢タラタラ女はいぶかしげにこちらを睨みました。
「なんですか?」
しかし私は彼女に目もくれず、もうひとりの防御一方のナカイファンを睨んだのでした。
「あんたもあんただ。なんでちゃんと言わない。視聴率がいいからって、なんで黙るわけ?テレビドラマなんて山ほどあるんだぞ。ナカイくんのドラマの視聴率、悪かったか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「確かにキムラのドラマの数字はいい。だからって、それを同じグループのファンに自慢してどうする。同じグループ同士で戦わせたいんか、あんた」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
私の迫力に押されたのか、ふたりは黙ってしまいました。
これがイマドキ女子高生なら「なにぃ?ちょーキモいんだけどー」くらい言うんだろうけど、なにせ、見るからに普通のヤングミセス(ハイミスかもしれん)。
「言っとくけどね。いくらキムラが人気だからって、そりゃあんたの手柄じゃない。えらぶって他をバカにしたりするって、何様のつもりなんだっての!それも同じグループだぞ!!」
私の勢いは止まりません。止まらないまま、気弱なナカイファンに矛先が。
「あんたもあんただ!なんでちゃんと言わないの!キムラに司会が出来るか!バラエティ仕切れるか!紅白の司会が出来るか!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「適材適所という言葉を学べ!!自分の手柄でもないことをえらぶるな!!いかに軽薄なことかわかってんのか!!」
どうしていいかわからない風で、私の勢いに押されたままのふたりを残し、「ふん!」と鼻息の荒いまま、私はそこを去ったのでした。ざまーみろ。
以上、すべて事実。言葉はちょっと違うかもしれないけど。
小さな本屋の片隅でヤングミセス相手に(ハイミスかもしれん)怒りにまかせて一席ぶってしまった、今思うと顔から火が出るくらい恥ずかしい思い出です。
・・・・私も若かった(今よりは)。
無題
拍手喝さい!!!
すっげぇ・・・したくてもできないわぁ。
ってか、私は黙り込むタイプ。
黙って腹の中でせせら笑う。
表面しかみられないアンタって可哀想、なんてね。
同じ人のファンでも、一緒にしないでと思う人のなんと多いことか。
タレントの首、絞めるなよ~~~と思うことのなんと多いことか。
啓実さんの日記読むと、だからほっとする。
Re:無題
いましがた、うるるん終わりました。
いや、番組は続行中だけど、羞と心のところが。ふたりしてVTR見てた・・・かわいー(*^。^*)
今思うと、若気の至り・・・じゃないね、すでに若くない(笑)。前に上司とケンカしたことが・・・(>_<)
>同じ人のファンでも、一緒にしないでと思う人のなんと多いことか。
>タレントの首、絞めるなよ~~~と思うことのなんと多いことか。
なんか意味深だなー。
それは心ですか恥のファンですか(笑)。
それともジャニオタですか~~?
すごーーい(笑)!!
いや、私もムリだ。
しかし余程腹に据えかねたのねえ。
その気弱なナカイファンもイカン。
グループの一番手のファンには往々にしてそういうひといるけどムカツクもんね。
偉いよ、啓実さん!
もっと阿呆を啓蒙してくれ!!
応援してるよー
…ナカイオタの私にも他のファンに対する優越感はあるかしら?
別にナカイのお陰ですまっぷが売れたとか思ってな
いし誰が上か下かとか考えたこともない。
それでも上から見てるって無意識にあるかもしれない。だけどさーナカイオタって安心してやってられないからキムラのファンとか羨ましくなることはある(笑)キムラはキムラでまたイタイけどさ。
人気があるから偉いとかそー考えるのはそれしか尺度がないのかもね。
劣等感の裏返しかな?
すまっぷ人気の起爆剤は確かにキムラだったけどそれを持続したのはそれぞれのメンバーの努力だしナカイのリーダーシップだと思うけどね、誰が欠けても不可能な奇跡(笑)←ナゼ笑う
自由さと信頼と対等な関係があのひとたちをいっそう素敵に思わせる。
だってそんなの身近にいないもん。
カッコイイ男の子たちだよね、そこを仲間同士貶めてどーする!
オタやファンが醜いのはイヤだ。
だからジャニオタはって嫌われるんだよね…。
Re:すごーーい(笑)!!
お、エイミーさん。おひさ。
うん、よほど腹がたったんだと思う。後先考えずに突進した記憶があるから。
>偉いよ、啓実さん!
>もっと阿呆を啓蒙してくれ!!
全然、誉められてる気がしないんですけどー(笑)。
ナカイのおかげでスマが売れた。
そんな風に考えてる人なんているのかな?確かにグループにとってプラスにはなってると思う、MCが出来る、というのは。
そのおかげで、後輩達も途が広がった、と自負してる。いや、私が自負するのもおかしいかww
そういう意味では、スマファンであることは、他Gに対して優越感はあるかも。正直。
だからといって、それを外に出したらいかんね、恥ずかしいことだわ。グループ内でも同じこと。改めて思った。
>すまっぷ人気の起爆剤は確かにキムラだったけどそれを持続したのはそれぞれのメンバーの努力だしナカイのリーダーシップだと思うけどね、誰が欠けても不可能な奇跡(笑)←ナゼ笑う
全くもって同感です。
ヲタやファンが醜いね、ジャニは。嫌われるというか、痛いと思われてるんじゃないかなあ。
でも最近はブログやってる芸能人が多いから・・・コメントや巨大掲示板で罵り合ってるのを見ると、どこのヲタも同じだなーとげんなりします。
無題
啓実さん、素敵(はあと)。
私だったら、きっと、キムラファンのそやつをきっと睨みつけて、ひょっとしたら、独り言みたくイヤミのひとつも言って、その場を去り、後から「ああ言ってやれば良かった、こう言ってやりゃ良かった」と思うタイプ。でも万一その場で割り込んだとしても、私の場合、頭に血が上ると言葉がうまく出てこないから、返り討ちにあったかも。
かっとしても、ちゃんと言うべきは言える、そんな人間になりたい。
Re:無題
>私だったら、きっと、キムラファンのそやつをきっと睨みつけて、ひょっとしたら、独り言みたくイヤミのひとつも言って、その場を去り、後から「ああ言ってやれば良かった、こう言ってやりゃ良かった」と思うタイプ。
あ、それわかる。
私も今ならそうかも。そんなところに出くわすこと自体、珍しいことだけど。
かっとしたら怒りの感情が先に来て、言葉が出なくなるのは私も同じだけど、この時はスマ内の話だったから言葉がぽんぽん出てきたんだと思います。
だって、ナカイさんがキムオタにバカにされてたんだよ!?あ、今思い出しても新鮮に腹立つ(笑)。